ハワイ旅行記 Sept.2006 3日目

● ビーチとプールとハウス・ウィズアウト・ア・キー

 基本的にのんびり寝ているのですが、せっかくバカンスに来て寝て過ごすのはもったいない。とも思うし、でもハワイの雰囲気ってのんびりさせられるものなのでしょう。部屋に備え付けのハワイアンCDをかけながら、ラナイに出て庭を眺めていると早くも宿泊客が徐々にお気に入りの場所を確保していくのが見えます。我々も水着に着替えてぼちぼち出かけることにします。例の如くプールスタッフに声をかけ、プールサイドベッドを確保してもらいます。そうしておいて、プライベートビーチに出てみます。

 ワイキキの潮風は臭いません。砂浜もさらさらで貝殻や海草などはありません(ワイキキビーチはカリフォルニアから砂を持ってきて作った3kmにわたる人工ビーチだそうです!)。沖縄などに比べると水の透明度が落ちますが、それでも汚れている感じはないですね。でも波の力は強いです。

 プールでは多くの人は寝そべって本を読んでいます。陽が陰ると肌寒いほどだったのでプールの水の中の方が温かく感じました。

 プールサイドベッドで寝そべる人々         ビーチサイドの道を歩くどこぞのカップル

 ハレクラニの建物を背景に          プールサイドのレストランHouse Without A Key

 そろそろお昼ですので、プールサイドのレストラン「House Without A Key」でブランチにします。まずはハワイ名物のカクテル「マイタイ」を飲みます。「サイミン」というほとんど中華そばのようなもの(ハワイのローカル・フードらしいです)を食べました。「オノリシャス!」と言うとハワイのレストランでは喜ばれます(ハワイ語でおいしいという意味の「オノ」と英語の「デリシャス」を組み合わせたあそび言葉)。そんな喜んでいる陽気なウェイトレス嬢をパチリ。

 ハワイ名物「マイ・タイ」               ほとんど中華そば「サイミン」

 

    明るいウェイトレス嬢                    パラソルと青い空

● スパ・ハレクラニ

 今日一番のイベントはSpa Halekulaniでスパというものを初体験。リゾートにおける昨今のスパブームによって2003年にハレクラニにもスパが作られました。もちろんハレクラニがやるからには一流のスタッフとメニューであることは疑う余地がありません。そういう訳でハレクラニ予約と同時にスパもネットで予約しました。

 しかしその後、日時を変更したくなり、何度もeメールで質問や変更をお願いしました。そのたびに丁寧で迅速な対応をしてもらい感心していました。しかしわがままな私は、ハワイに来てみた都合により、直前にも関わらず再度時間の変更を申し込んでみました。人気の施設ですから、かなり困っている様子。でも決して「できません」とは言いいません。何とか私のリクエストに応えたいと思っているようです。結局30分程度のずれで、ほぼ要求通りの時間に変更してくれました。このエピソードもハレクラニ・ホスピタリティーの高さを表しているものだと思います。

 スパは1階のプール側の庭に面した場所にあります。受付で予約の旨を伝えると、アジア系と欧米系の二人の女性セラピストを紹介されました(メールで女性をリクエストしてありましたので)。二人に連れられて部屋に案内されます。カップルルームなのでマッサージのベッドが2台あり、隣はサウナを備えたバスルームになっています。一旦セラピストは退出し、その間に備え付けの黒い紙パンツ一丁に着替えます。まずは藁を編んだようなセラピスト手作りの棒で足のマッサージを受けます。その後、ベッドに寝そべり、熱した石を当てられたり、ノニというポリネシア独特のフルーツのオイルを塗られてマッサージを受けます。優しくも力強いマッサージでした。75分という時間があっという間に感じられました。その後でスチームシャワーを15分。のぼせて倒れるかと思う頃に終了しシャワーを浴びます。着替えてから庭のベッドに案内され、ハイビスカスティーと凍らせたフルーツが振る舞われました。

 SpaHalekulani入り口                           カップルルーム

 スチームシャワールームとバスタブ    ハイビスカスティーとフローズンフルーツのサービス

● タンタラスの丘とアランチーノ

 夜は「タンタラスの丘」に行きました。これは送迎を頼んだリムジンのキャンペーンによるオマケのツアーです。しかしたまたま他に予約客が無かったので、無料貸し切りツアーとなりました。なんだか申し訳ない気分でした(チップは渡しましたが)。

 ハレクラニ玄関に数人乗りのバンが到着し、私たち二人で乗り込みます。運転手兼ガイドは日本人の方でした。まずは夕陽で有名な「カカアコ海岸」に行きます。見に行きませんでしたがここには「えひめ丸慰霊碑」があります。陽が沈むまでそこに居て、それからワイキキの山であるタンタラスの丘まで車で上ります。よく言われるような宝石箱をひっくり返したような夜景を見物しました。

 帰りは夕食に選んだイタリアンの「アランチーノ」前で降ろしてもらいました。アランチーノは小さくて庶民的な店なのですが、行列のできるレストランとして有名です。この日もやはり行列していました。

 味の方はというと、やはり、びっくりするほど美味しい! 量も丁度良いし値段も高くない。日本やイタリアにあったとしても流行るような店です。そこからハレクラニまでは歩いて2-3分。ベッドの上にはターンダウンのプレゼント、白い箱に入った貝殻、が置かれていました。

 カカアコの海岸                  行列の出来るイタリアン「アランチーノ」


 


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