Day 1
【Entry, Will Call, Helicopter, Bike Taxi, La Femme】

フットワーク優先で預け入れ荷物を無くし、機内持込ぎりぎり可能サイズのバッグに荷物を詰め込むと名古屋からのぞみで品川へ、品川から成田ライナーでターミナル2へ。ジャスト3時間。JALのビジネス用カウンターでタイムレスにチェックイン。出国検査ではiBookを取り出して再検査となりました。今やパソコンを取り出しての再検査はどこの空港でも同じようです。サクラ・ラウンジで無料のビールやワインを飲みながらインターネットに接続して過ごしました。
ファーストクラスの設定がなかったのでビジネスでもファーストの席でした。広いです。スリッパとアイマスクがついてます。食事はまあまあ。シートはフルフラットになります。それでも眠れませんでしたが。

サクラ・ラウンジのパソコンルーム

JAL 026便のファーストクラス・シート

ビジネスクラスの夕食(洋食)

ビジネスクラスの朝食(和食)


9時間ジャスト、朝9時にMacCarran国際空港ターミナル2に着きました。ターミナル2は小さくて地味ですが出入国に時間がかからないのはよいです。Immigrationでは出入国カードを出し出国カードはパスポートにホッチキスされ(これをなくすと出られません)、お決まりの質問「何日いるの?」を聞かれるだけでスムーズに入国(しかし出入国審査官はどうしてどこの国でもあんなに無愛想なんでしょうね)。今回は機内持ち込み荷物だけにしたのでBaggage Claimがありません。すぐにCustomsに税関カードを出して空港を出ました。

雲一つない青空。彼方にピラミッドやスフィンクスと立ち並ぶホテルが見えます。ここで「また来ましたよ」という感慨にしばし耽るわけです。Taxiが並んでいるのでこれに乗ります。20%くらいのチップ入れて$15くらい。「後の座席でもシートベルトをすること」「右の扉から出ること」「降りたら自分でドアを閉めること」が日本と違いますので注意しなければいけません。

ベラージオの豪華な回転ドアから入るとまず天井のベネチアンガラスで作られた色とりどりの花の照明が目に飛び込んできます。ぼんやりと黄金色に明るいフロア、行き交うたくさんのトラベラー、深呼吸するとほんのりと満ちるフローラルの芳香・・・懐かしい。
インターネットの予約時に印刷したConfirmationを提出してチェックイン可能かどうか聞きました。にこやかで元気そうな典型的アメリカ白人のレディです。部屋が準備できるようでアーリーチェックインできました。「O」と「Piccaso」の予約確認のためにコンシェルジェデスクに寄りました。それから花の匂いに誘われるように、ロビーに隣接するベラージオ名所のガーデンに行きました。植物園は秋の装い。水車小屋も作られていました。そこかしこでシャッターが切られています。

Bellagioのフロント;
ベネチアングラスでできたシャンデリアが壮観

Bellagioのフロントレディ

Bellagioの植物園;
花の薫りに誘われた人でいつも賑わっています

Bellagioの植物園;
季節毎にテーマが変わります。これは秋の装いらしい


2年前のカジノカードはもう期限切れなので、カジノのプレイヤーズクラブでカードを作りました。最近ベラージオなどのMGMミラージュグループはプレイヤーズクラブカードを統一したのでグループのホテルでは共通してポイントが貯められることになりました。
「O」シアターに行きました。チケットカウンターでWill Call、つまりConfirmationの紙とパスポート、購入に使用したクレジットカードを出して「O」と「Zumanity」のチケットを受け取りました。隣のシルク・ド・ソレイユ・ショップに立ち寄りました。ショーの後はごった返すのでゆっくり見れませんが日中は空いています。気さくなおばちゃんが話しかけてきます。「僕はオーが好きで今まで2回見ました」「その気持ち分かるわ」そんな会話。「O」のキーホルダーを買いました。

Oシアター横のシルク・ド・ソレイユショップ

MGMグループのカジノクラブカード;
ポイントが貯まりキャッシュや特典が得られます。カードを作らずにカジノで遊ぶべからず

ベラージオのルーム・キー



エレベーターホールの手前では赤いスーツを着た係員がルーム・キーをチェックします。ベラージオのキーは以前は金属製の鍵の形をした電子キーでしたが今はカードキーです。意匠の点では劣りますが携帯に便利です。22階の部屋にはでーんとキングサイズベッドが。シャワールームと浴槽のある広い大理石貼りの洗面所。窓からはコモ湖とパリスのエッフェル塔、はるか向こうには砂漠が望めます。朝の噴水管理の船が小さく見えます。そしてまもなくアンドレア・ボッチェリとサラ・ブライトマンの美声が響き渡る「Time to say goodbye」のはじまりです。窓の前に座り込み、しばし歓迎の噴水ショーに魅入ります。

ほどよい硬さのベッド、ふかふかの枕、一人で使うにはもったいない?

リッチな気分になれる洗面台

大理石のバスルーム、絵も素敵

バスタブとは別にシャワースペースがあります

充分な広さのスタンダードルーム

窓からも見ることができる噴水ショー、全16曲が15-30分毎に披露されます


昼食のためにベラージオの「Noodles」に行きました。エビがたっぷり入ったワンタン麺、はんぺんのような前菜とオレンジジュースとチップで$25くらい。日本人の味覚にも合った味でした。店員はアジア系。大衆的な雰囲気の店です。

Noodlesはベラージオでは大衆的な店

エビがたっぷり入ったワンタン麺


飛行機では眠れなかったので昼寝をして夜7時から行動開始としました。夢のような美しさのベラージオ湖畔からパリスのエッフェル塔とアドバルーンのモニュメントまでの明かり。これぞラスベガスの夜景ですね。

ベラージオのコモ湖から見たエッフェル塔

夜の噴水ショー

モンテカルロとベラージオの間にある「Las Vegasヘリコプター社」の夜景観光しました。ストリップにあるので歩いて行ける、予約なしですぐ乗れることが魅力のヘリ観光です。$79。白人夫婦と中国人男性2人とご一緒しました。サンフランシスコに住んでいるという話好きのチャイニーズ氏に「日本人?一人?仕事じゃないの?」と不思議がられました。揺れないヘリコプターでストリップ上空をゆっくり一周しておしまい。さすがに夜景はきれいですけど、10分くらいと時間が短いので少しもの足りません。

LVヘリコプター社は大通りに面した場所にあり便利です

ベラージオの夜の噴水を見ながら、シーザーズパレスに行き、コロッセウムのチケット売場でセリーヌディオンのチケットを受け取りました。隣接するショップでは、ショーのカタログ、CD、香水、アクセサリー、衣服など様々なセリーヌディオンブランドの品々が揃っています。その後ミラージュで古くからの名所の一つ、火山の爆発を見物しました。

火山はミラージュホテル前で日没から15分間隔で爆発します


2年前の訪問時には無くて今回よく目にする物の一つは、大通りを自動車に負けじと走る「自転車タクシー」です。自転車の後ろに荷車が付いており、そのベンチに4人くらいまでのお客が座ることができます。人力車の自転車版ですね。さっそくミラージュからMGMまで乗ってみることにしました。$10とチップだそうです。自動車の間をすいすい行きます。まあ日の暮れた夜で小柄な東洋人が一人だから楽だろうけど、大柄なアメリカ人を複数乗せた昼間は大変でしょうね。

自転車タクシーを運転するハンサムボーイ

昼間の写真、こんな感じで車と並んで走ります


MGMで「ラ・ファーム」の当日券を買いました。$59。しばらくスロットで時間をつぶして10時半からのショーを観ました。このショーはフランスで50年以上の歴史がある有名なストリップショー「クレイジーホース」をそのままラスベガスに輸入したものです。美しい裸体には猥褻さはありませんね。ほとんど伝統芸能に近い。席はテーブル席です。端っこのリミッティドビュー(舞台に一部見えない部分がある)でしたので眺めは不満でした。パンフレット付きなのは嬉しい。特製カクテル「ラ・ファーム・パンチ」を注文しました。$9。確かにパンチのきいた一品です。ショーが終わった12時ころはまだMGMのカジノはロックグループのコンサートで盛り上がっていました。

LaFemme

MGMのカジノはロックコンサートで盛り上がっていました


ぶらぶら歩いてベラージオに向かう途中、ボードウォークとベラージオの間で、お客の多いホットドック屋を見かけたので一つ買って帰りました。やはり美味しかったです。皆さんも是非どうぞ。ベラージオのカジノでは、ビデオポーカーで少々儲けてから部屋に帰って寝ました。

Mr. Hot Dog


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