パリ旅行記 Aug.2004 準備編 |
ある日ふと「パリを拠点としてモン・サン・ミッシェルに行く」ことを思いつきました。それは、不快でない非日常を体験するには海外旅行が効率的であることを知ってからというもの、周期的に訪れる渇望のようなものです。 航空機はJALの直行便に決めていました。パック旅行にするか個人手配にするかを比較した結果、航空機、ホテルのグレード、現地の観光などを合計すると、自分の希望のプランでは数万円も安くなるので個人手配にしました。全体のプランを立ててそれぞれの値段を把握した上で、自分のデスク上で一部を除いてほとんどを同日中にインターネットで手配を済ませました。これだけのことが自宅に居ながらにしてできてしまうのですから、旅行会社には悪いですが便利になったものです。 ● 航空券 JAL悟空にしました。なかでも最も安いWEB悟空35(35日以上前の予約)。ネットで簡単に予約できてしまいます。座席も指定できます。3ヶ月前にもかかわらず座席が残り少なかったのですが、ツアー会社が押さえているのでしょうか。クレジットカードで支払い。航空券は数日で自宅に郵送されました。 ● 現地観光ツアー フランス語ができない、フランスに行ったことがない、故にどのように行動すればいいかが分からない。以上のことから積極的に現地ツアーを利用することにしました。さすがパリだけに魅力的なツアーがいっぱい。使用するバスのグレードから「みゅうバス」の「モン・サン・ミッシェルツアー」を決めたついでに、他のツアーもすべて「みゅう」に申し込むことにしました。「パリ半日観光」「セーヌ川ナイトクルーズ・ディナー」「ムーラン・ルージュディナーショー」これらをすべてネットの「みゅう」サイトで申し込み、クレジットカード決済にしました。 ● ホテル 「みゅうツアー」の近くのホテルが便利と考えました。「みゅう」のある場所はルーブル美術館の近く、いわゆるルーブル〜オペラ・ガルエ界隈と呼ばれるパリの中心地です。その場所にあるノルマンディホテルに目を付けました。一応4つ星ですし、ネットで予約できるし、驚くべきことに8月はバーゲン価格でハイシーズンの半額近い料金でした。8月はバカンスシーズンのため住民はパリから旅行に出かけて町は観光客だけになるといいます。おまけに有名レストランではシェフが長期休暇を取ってしまうために営業していないところも多いそうです。稼げるときに稼ごうという日本の発想からは考えられないことですね。そんな理由からかホテル料金は安いシーズンです(にもかかわらずパック旅行では料金が安くなってはいません)。それでもこのクラスで1部屋170ユーロなんてところはそんなにはありません。直ちにホテルのサイトからネット予約しました。 ● レストラン なんてったって美食の国でしょう。ということでレストランに行きたいのですが、限られた日程でしかも現地観光ツアーでディナー付きを選んでいるのでディナーは難しそう。ということでランチにしました。選んだのはエッフェル塔のレストラン「ジュール・ヴェルヌ」。ミシュラン1つ星ですし(3つ星が最高ですが1つでもあれば一流でしょう)、エッフェル塔に並ばずに上れる、とか、眺めがいい、とか、美味しい、とか、店員の態度がいい、などのネット上の噂で決めました。人気の店だけに3ヶ月前の予約が必要という噂もありました。しかしこの店はネット予約ができません。電話かファックスでとあります。そこでクレジットカード会社のサービスを利用しました。これはとても便利。電話での感じの良い応対、速やかに予約を取り結果をファックスで知らせてくれる、しかも無料。これで人気レストランも1つ確保できました。 ● カルト・ミュゼ なんてったって芸術の国でしょう。ルーブル美術館には是非行きたい。ルーブルの近くのホテルなので観光ツアーはもったいない。ルーブルは切符を買うのも行列で大変らしい。ということでパリの主な美術館をフリーパスで入場できるカード「カルト・ミュゼ」を買っておくことにしました。日本で買っておけば少々高いが安心。「地球の歩き方旅プラザ」で買えるということでメールで購入。これもクレジットカード決済。数日でカードが郵送されてきました。(カルト・ミュゼは使用する日に自分で日にちと名前を記入する仕組みです。美術館の入り口などでカードの裏の日付を確認されます)
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